岩国行波の神舞
岩国行波の神舞

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 岩国行波の神舞へ

岩国行波の神舞は昭和54年(1979年)2月、重要無形民俗文化財として国の指定を受けました。 この神楽の歴史を辿ると、当地区で初めて舞が奉納されたのは寛文8年(1668年)の秋季例祭と記録され、また第一回の神舞は寛政3年(1791年)に 現在の荒玉社に奉納されております。 なぜ、このような神楽が伝授されたのか、いつからこのような規模になったかは定かではありませんが、私共の先人は難病を祓除、 国や家内の安泰と豊作を願い、天と地の恵みに感謝し、神に祈願したことが、この神楽に表現されていると思います。 足掛け七年毎に行われる「岩国行波の神舞」式年祭では神殿(舞場)を含め、他に類を見ない規模のもので、長時間に及びますが、全十二座を奉納致します。 特に松登りを含む「八関の舞」は行波特有の舞で、観る人に感動を与えます。 これからも地域住民と神楽団が一丸となって、古くから受け継いできたこの伝統文化の継承に、努めてまいります。

 

岩国行波の神舞保存会

   会長 安村道典

錦川沿いの

小さな集落-行波

受け継がれた伝統

全十二座の演目

錦川中流域、わずか40数戸の小さな集落・行波

自然に囲まれ、地域住民が共に助け合いながら事を成す

そんな風土がここにある

なぜ、長年の時を経ても継承され続けるのか…

改変することなく伝えられた、その独特な舞に

先人たちの願いがある

祓い、清め、舞われる神楽の数々

心・技・体で奉納する伝統の舞

守り、伝える

舞子たちの研鑽の場

伝え続く伝統芸能の修得に笛、太鼓が鳴り響く

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