神楽の紹介
神楽 ヘッド
神楽
荘厳
六式幸文祭
諸神勧請
注連灑水
日本紀
真榊対応内外
荒霊武鎮
八関
愛宕八幡
弓箭将軍
三宝鬼神
五龍地鎮
天津岩座
ボトム
天津岩座

天安河での誓約(神意を問う占い)の後、天照大御神の弟の須佐之雄命は誓約にも係わらず、乱行はますます荒々しく、凶暴さを増していった。この有り様を見た天照大御神は、難を避け、天の岩戸に姿を隠し、堅くその戸を閉ざしてしまった。そのため、天地は真っ暗やみとなり、不幸や災害が続々と発生し始めたのである。
これではならぬとうれいた神々は、天安河の原に集まり評議し、まず、常夜の長鳴鳥を集めて一斉に鳴かせ、八咫の鏡、八尺王瓊勾玉を作り飾り立てた。天鈿女命は香具山の日影の蔓をたすきにかけ、まさきの蔓を髪飾りとし、ちまきの笹を手に持ち舞い狂い、八百万の神々も沸きに沸いて笑いころげ、高天原は時ならぬ大騒ぎになった。
このどよめきを不審に思った天照大御神は、天の岩戸を少し開けて、岩戸から少しばかり乗り出した。自分の姿が映ったので不思議に思い、もう少しばかり乗り出したところ、岩戸の陰に隠れていた手力雄命が飛び出して天照大御神の手をしっかり握り岩戸から出し、再び岩戸に隠れる事をおそれ、神々は注連縄を張り巡らした。
こうして、暗かった高天原も葦原の中国も再び明るくなり、悪神はいずこへともなく去り、静かな世となった。

天津岩座風景写真